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ライブ配信専用機器「Blastreams(ブラストリームス)」登場!4Kライブ配信が簡単に!

テイラーイノベーションズは6月30日に、ライブ配信専用器「Blastreams(ブラストリームス)」を発表しました。
受注開始は7月4日で、2022年7月下旬より出荷開始です。
価格は税込みで49万9800円です。

今回は、6月30日に実施された新製品発表会の模様をお伝えします。

4Kライブ配信・録画が簡単に

プレゼンテーションは、テイラーイノベーションズの代表取締役 星野 佳史氏が登壇し、Blastreamsの特徴や活用シーンなどの説明をしました。

配信をするには、PCやウェブカメラ、ミキサーなどの配信機材が必要です。
そういった機材は、比較的高額なうえに、ある程度専門的な知識が求められれます。
さらに、配信の設定やHDMIなどのケーブル類の取り回しを考慮すると、手間がかなりかかってしまいます。

Blastreamsは、専門的な知識もPCもなしで、すぐに高品質なライブ配信が可能なデバイスです。
映像・音声入力インターフェース搭載なので、カメラとLANケーブルを接続するだけで配信できます。
ビデオカメラだけでなく、デジカメや自動追尾可能なAIカメラなど、あらゆるカメラが接続可能で、最大4K/30fpsの解像度に対応します。

また、本機はオープンソースのライブ配信ツール「OBS Studio」に対応しているので、映像の配信・録画はもちろん、PinPやワイプ、テロップなどの効果も使えます。
操作が手軽でシンプルなのも、本機の魅力的なポイントです。

高品質な映像を見せるために、実際の現場では専門のスタッフが必要ですが、Blastreamsを導入すれば、カメラマンやスイッチャー、セッティングの人件費を削減できるということです。

スペックの紹介

CPU AMDの組み込み型プロセッサー「Ryzen Embedded V1605B」(4コア/8スレッド、最大3.6GHz)
GPU CPUに内蔵するAMD「Radeon Vega 8 グラフィックス」
メモリー 8GB(DDR4)
内蔵ストレージ 約120GB SSD(SATA)
OS Linuxを採用

内蔵の14型ディスプレーに、配信ソフトウェアの画面を映し、操作するイメージです。
OBS Studioの場合は、キーボードとマウスを本体に接続すれば、テキスト入力や設定などが可能です。
画面下のボタン群で、シーン切り替えや配信・録画の開始もできます。
メニューからファイルを開いたり、録画した映像をリアルタイムにその場で設定し、後追いで表示させるといったこともできます。

マウスを使わなくても、画面左下に4つ並んだ、シーンセレクトボタンを押すだけで、複数の画面を切り替えることができます。

画面右下の4つのファンクションボタンは、配信開始ボタン(ファンクション3)と録画開始ボタン(ファンクション4)です。
残りの2つ(ファンクション1、2)は、ホットキーの割り当て用です。
押すだけですぐに配信可能なトランジションボタンは、中央にあります。

本体背面に映像・音声入力端子を含むインターフェースが集約されています。

HDMI/SDI端子
DisplayPort 1.4×2
有線LAN端子×2
USB 2.0×2
USB 3.0(Type-A)×2
ライン端子(3.5mmステレオ)
マイク端子(3.5mmステレオ)
2.4GHz/5GHzアンテナ

各端子の配置はわかりやすく、ライブ配信に必要なものは一通りそろっています。

オンラインレッスンやリアルタイム配信、ドローンによる空撮など、本機の活用シーンは実に多彩です。

2021年11月から「渋谷愛ビジョン」のライブ配信用機材として、本機が試験運用されています。
Blastreamsで半年以上、渋谷の様子を24時間YouTubeでライブ配信してみた結果、「配信機材が大幅に簡素化されて助かっている」と運営者がコメントしています。

ライブ配信が誰でも簡単にできるうえに、プロの現場でも使えるBlastreamsは、今後どんどん需要が高まることでしょう。
Blastreamsは、ライブ配信の質を上げたい人や、ライブ配信を手軽にできるデバイスを探している人にとって、価値ある製品となるでしょう。

参照 ASCII×AMD

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