この記事の注目点はココ!
・急きょ、オフシーズンに突入したリーグが今、展開しているのが、ソフトバンクとタッグを組んだ5Gを駆使した新たな動画サービス
・新技術がもたらす新たな魅力は、苦境に立たされるスポーツ界が前進するヒントとなるのか
Bリーグの新たな挑戦の舞台は、スマホだった。
プロバスケット・田臥勇太選手が向かった先は、コートではなく、「クロマキー」と呼ばれる場所。
多くのプロスポーツが中止や中断を余儀なくされる中、Bリーグが展開する新たな技術を駆使したサービスとは。
新型コロナウイルスの影響でシーズン途中で打ち切りとなったプロバスケットボール、Bリーグ。
急きょ、オフシーズンに突入したリーグが今、展開しているのが、ソフトバンクとタッグを組んだ5Gを駆使した新たな動画サービス。
突然スマートフォン上に選手が現れ、ドリブルを披露。
ARを用いた選手たちによるスキル動画だが、これまでのARとは大きな違いが。ソフトバンク スポーツ企画部・関戸淳文部長「単純に3Dの映像だけではなくて、選手をぐるりと回していただいたりとか、大きくしたり、小さくしたりすることによって、プロの間近なプレーをより細かく見ることができるサービス」
スマートフォンのアプリから利用でき、録画機能で選手の動きをまねすることも可能で、SNSと連動させた企画も展開している。
さらに、一部の地域でサービスが開始された5Gもすでに活用を始め、今までの試合をさまざまなアングルで観戦したり、臨場感あふれるVR観戦など、人それぞれの自由な楽しみ方を提供している。
B.LEAGUE・大河正明チェアマン「日頃Bリーグを見ていないスポーツ全般のファンの方が、これをきっかけにBリーグの試合映像を見ていただける。極端に言うと、来シーズンまだコロナ問題がどうなるかわからない。場合によっては、シーズン1試合もできなくても、われわれが生き延びていける、リーグとクラブと選手が。そういったことをSNSなどを使ってマネタイズも含めたことができないか、そんなことにチャレンジしていく、考えていく時期に来ているのかなと思います」
「B.LEAGUE EVERYWHERE」と題されたこのサービス。
新技術がもたらす新たな魅力は、苦境に立たされるスポーツ界が前進するヒントとなるのか。
B.LEAGUE・大河チェアマン「スポーツの良さを広く国民の皆さまにしっていただかないといけない。それをどういうふうにやっていくかというと、Bリーグエブリウェアのような技術と、SNSを使ったいろんな意味での広まり、ここに本当にチャレンジしていくしかないんだろうなと思っています」
引用:試合ナシでも魅力発信 Bリーグの挑戦
観客を入れた試合開催が実現できるのかまだ不透明な状態であることから、こういったファンとの接点を持てるようなコンテンツが他のスポーツにおいても増えてくるだろう。
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