2020年に本格展開される5G。私たちの生活、特にアマチュアスポーツチームの活動においてはどのような変化が予想されるのでしょうか?
情報を探してまとめてみました。
こんなこと、できるようになるかも!というアイディアなどあればコメント欄にどうぞ!^ ^
まずはこの記事に出てくる用語の説明をしておきたいと思います。
・IOT(アイオーティー):
IoTは「Internet of Things」の頭文字をとった略語で、読み方はそのまま「アイオーティー」。
インターネットによる情報伝達機能を「モノ」に対して組み込むことで、モノとモノ、モノとヒト、そして最近ではモノとコトさえも、インターネットでつなぐ仕組みを表しています。
・VR:仮想現実
・AR:拡張現実
5Gの到来で、こんなことができるようになる!
5Gにより、通信速度は4Gの毎秒1ギガ(ギガは10億)ビットから毎秒10ギガビットに上がります。
同時に接続できるモバイル機器の数もはるかに増えます。
そのような環境では、例えばこういうことが可能になります。
VRでの試着室や、店舗や自宅でのAR体験が可能になる。自宅にいながらにしてずらりと並んだ服をバーチャル試着できるようになる。
これを応用すると、例えば自宅に居ながらにして、試合会場にいるような感覚で子供の試合を観戦することが可能になるかもしれません。
また、選手の指導方法にも新しい方法が生み出される可能性があります。
例えば、指導者が離れた場所にいながらの遠隔指導。
様々なカテゴリーが別々の会場で試合や練習を行なっていても、それをライブで見ながら、指示を出せる、ということです。
ミーティングのあり方も変わるかもしれません。
例えば、急な雨の日、今までは「練習はお休み」だったとします。
しかし5Gの環境下では、選手は自宅からバーチャルクラブ室などに集まって、同じ動画を見ながら、指導者の解説を聞き、自分の意見を述べる、ということが可能になります。
今までは、それをパソコンを通じてやっていたとしたら、それがVRやARの進歩や普及により、あたかも自分がそこにいるように感じながら参加することができますね。
正しいポジションの確認や、距離感の掴み方も、自宅にいながらにして、VRの世界の中で「体感」に近い形でできるかもしれません。
VRソフトを手掛ける米ネクストギャラクシーと米ニクラス小児病院が実施した研究によると、医療従事者はVRで研修を受けた場合には研修内容の80%を覚えていたのに対し、従来の研修では20%しか記憶していなかったことが明らかになったそうです。
つまり、より現実に近い世界を見ながら、イメージの共有を行えば、選手たちの戦術理解がはるかに進む可能性があります。
新しい手法を取り入れるとどうなる?
新しい手法を取り入れることで、こうしたメリットがあります。
・チームが強くなったり、指導効率が上がったり、時間の短縮が測れれば選手は勉強との両立がうまくいくようになる、保護者へのサービスが拡充される、など様々な恩恵をいち早く受けられるようになります。
・保護者としては、旧態依然とした指導のチームよりも、より良い指導や新しい方法を採用しているチームに魅力を感じる場合もあるでしょう。
・新しいサービスが広がるには、実証実験や使い勝手の検証場所を探している企業もいるはずです。
そうした企業の開発に協力するという形で、チームと企業が繋がることも一つのスポーツビジネスのあり方、チーム収益の新しい方法となります。
ご自身のチームの活動や指導を当てはめてみて「うちのチームなら、何を取り入れられるかな」と考えながら、最新情報を取り入れていきましょう!
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